東京NO.1ゆるキャラ「にしこくん」が、いぶし瓦コースターになりました!
2014年06月07日
テレビのコマーシャルやバラエティ番組などで、最近「瓦割り」しているところをよく見かけますね。
瓦割りを通じて、屋根について考えるきっかけを与えて頂いて本当に有難いです。一般の方に好評だからこそ、何度も何度もテレビで見かけるということですよね?!私たちも「かわら割道場ー東京支部ー」の管理もしているので、テレビでみかけると嬉しいです!
しかしながら屋根業界としては、瓦を愛でて頂いて嬉しい派と、瓦が壊れやすいものとイメージされて困る派、と賛否両論あるようですが、私たち「やねよろず」としてはもちろん大賛成!もっともっと瓦で遊んであげてください!!!
そんな中で、業界外の一般の方にも関わらず、瓦が壊されて複雑な心境の方がいらっしゃいました。
それはこちらの方です。
武蔵の国、西国分寺。あぶみ瓦の妖精、にしこくんです。
色んな方がこちらの永久不滅チャンネルの中で、瓦割りを披露しているのですが、その中でにしこくんだけが、その複雑な心境を表現してくれています。それがこちらの動画です。
リアクションが屋根業界の方と近い!さすがは、あぶみ瓦の妖精!にしこくん!!!
あっ、ところで「あぶみ瓦」って何だか知ってますか?実は本当に瓦なんです。解説している記事があるのでもし良かったら、にしこくんのルーツを感じてみてください。(「鐙瓦 あぶみがわら」の解説記事が開きます。)
そんな本物の瓦、瓦を愛してやまない、あぶみ瓦の妖精にしこくんが、本物の瓦、
「いぶし瓦コースター」になりました!
何とこのいぶし瓦コースター、建築用のいぶし瓦と同じ製法で作られています。しかも、日本に200人か300人しか居ないと言われている「鬼師」と呼ばれる、鬼瓦を作る職人さんによって一枚一枚が手作りされています!
ここからは鬼師による手作り、いぶし瓦コースターの製作工程をご紹介していきます。
1,マスターピースの製作(手彫り作業):丸1日~2日
2,石膏型取り:マスターピースに流し込み、乾燥も含めて1日~2日
3,100枚製作:一枚一枚の型抜きから、ヘラによる仕上げ、磨きまで、約2週間
4,乾燥:薄いものなので日なたでの強制乾燥には不向きであり、
日陰でなおかつ反らないように覆いと重しをして、ゆっくり乾かし、約1週間
5,焼成:燻化と冷却も含めて窯出しまで約1週間。
内訳は、焼成時間が約20時間、内1000℃以上の最高温度での引っ張り時間が約5時間、
その後の燻化は約1時間、冷却に20時間以上。400℃以下になったら窯の口切り、窯出し。
6,仕上:スス取り、一枚一枚反り等の検品、梱包となります。
完成までに1ヶ月以上の時間と手間隙をかけた、いぶし瓦コースターです!!!
コースターの購入はやねよろず商店よりお願い致します。(クリックでやねよろず商店が開きます。)
直接見て、本物に触れてみたい!という方は、GRAMxJUNKでの店頭販売もしています。よろしければお店にお越しくださいね。(クリックで地図が開きます)
それにしてもこの記事を書く時に、「あぶみ瓦の妖精」とタイプする度に、「あぶみ瓦の要請」と変換されるのが何とも不思議でしたね。そうなってしまったら、もはやお告げレベル?!そんな要請、普通はないんやね〜。
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屋根に関する製・販・工の全てを経験、屋根専門60年の会社の三代目
やねよろず中の人代表、石川 弘樹(いしかわ ひろき)です。
【前職】 トリンプ・インターナショナルジャパン
【趣味】 ゲーム(ファイナルファンタジー・ドラクエ・三国無双)
マンガ(ワンピース・ジョジョ・三国志)
【目標】 体重50kg台、体脂肪率ひとけた、ハシゴを掛けずに屋根に登ること
【ブーム】 瓦割り、マクロビ&ラマダン風オリジナルダイエット
【困り事】 寝ても寝ても眠い、夜中にバチッと目覚める
業界のしきたりや常識に囚われないよう、24時間365日、屋根のことを考え続ける、自称屋根マニア
お問い合わせ:yaneyorozu@gramxjunk.com
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